時刻合わせソフト (2025/04/05) |
Windows標準の時刻合わせは1日以上時刻を合わせないことがあります
FT8などデジタルモードの時に時刻の狂いは困りものです
そこで作ったのがPythonのtimeAdjust.pywとtimeAdjust.pyプログラムです
1時間に1度nic.nict.jpで時刻を合わせます |
timeAdjust.zipに入っているもの
timeAdjust.py |
cmdウインドウで動作するプログラム |
run_timeAdjust_admin.bat |
timeAdjust.pyを管理者権限で実行するBATファイル |
timeAdjust.pyw |
バックグラウンドで動作するプログラム |
NTP時刻合わせをするtimeAdjustプログラム.docx |
説明書 |
ダウンロードして展開したファイルは適当な場所においてください。
私は C:\Users\kueno に置きました。 |
timeAdjust_Ver0.2.zip
ダウンロード回数:
5
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プログラムはPython(パイソン)というプログラミング言語で書いています。
動作確認をしたのはWindows11のパソコンです
python-3.13.0-amd64をダウンロードしてインストールしておく必要があります。
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またPythonのモジュールntplibが必要なのでpipコマンドでモジュールの追加インストールが必要です。
C:\Users\kueno\AppData\Local\Programs\Python\Python312\Scripts>pip install ntplib
Collecting ntplib
Downloading ntplib-0.4.0-py2.py3-none-any.whl.metadata (1.6 kB)
Downloading ntplib-0.4.0-py2.py3-none-any.whl (6.8 kB)
Installing collected packages: ntplib
Successfully installed ntplib-0.4.0
[notice] A new release of pip is available: 24.3.1 -> 25.0.1
[notice] To update, run: python.exe -m pip install --upgrade pip
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run_timeAdjust_admin.batを実行するとtimeAdjust.pyが起動して1時間おきに時刻合わせをします
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timeAdjust.pywをバックグラウンドで実行する方法です
タスクスケジューラーを起動して基本タスクの作成を選びます
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起動するタスクの説明を入力して「次へ」を押す
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トリガーを毎日を選び「次へ」を押す  |
開始日と間隔を1日を入力して「次へ」を押す
あとで変更できるのでデフォルトで良いです |
デフォルトのプログラムの開始を選び「次へ」を押します
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プログラム/スクリプトの「参照」でpythonw.exeのインストール場所指定
引数の追加でtimeAdjust.pywを入力
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「完了」をクリックしたときに、このタスクの「プロパティ」ダイアログを開くをチェックする |
最上位の特権で実行するにチェックする
構成はWindows10を選ぶ |
トリガーの編集を選び
タスクの開始をスタートアップ時
遅延時間を30秒間
に設定をする
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スクリプトの実行テストを行います
タスクを右クリックして実行するを選択
テスト終了後はコンピューターを再起動して終わりです。
timeAdjust.pywの実行に成功すると同じフォルダーに
time_sync_log.txtというファイルが出来ますので確認してください。
[2025-04-05 10:58:34] ntp.nict.jp から時刻を取得中...
[2025-04-05 10:58:34] 取得した時刻: 2025-04-05 10:58:35.601018+08:00
[2025-04-05 10:58:35] ✔ 時刻を 2025-04-05 10:58:35 に同期しました。 |
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2025年03月31日 2025年04月06日 |