28MHzアンテナ工事 (2025/02/18) |
7,21MHzダイポールにファンアウト・ダイポールアンテナ(Fan-out Dipole Antenna)として
28MHzのエレメントを取り付けました。
エレメント端を取り付ける場所が無かったので木の枝とココナツツリーに結わえました。
日が昇り暑くなる前の朝5時半から作業開始。
プーリーで上げ下ろしが出来るようになっています。
アンテナを降ろしてエレメントの長さを調整して、また上げるを数回繰り返しました。
エレメント長(片側):(300/28.110)/4*0.95=2.53m
 |
NanoVNAで測定中
FT8用に28.073MHzが中心になるように調整しました。  |
ChatGPTに評価してもらいました。
28MHz 逆Vアンテナの評価
スミスチャートの評価
- スミスチャートの点が中心に近く、良好なマッチングが確認できる。
- 28.080MHzでほぼ中心付近にあり、最適なマッチングポイント。
- 28.5MHzに行くと右上 (誘導性) に、27.99MHzでは左下 (容量性) にシフト。
評価:
中心周波数 (28.080MHz) で最も良い整合が取れているため、実用上は問題なし。
より50Ωに近づけるには、エレメント長をわずかに調整すれば改善可能。 |
 |
28MHz 逆Vダイポールアンテナの評価
1. VSWRとリターンロス
- Marker 1 (28.080MHz):
- VSWR: 1.298 → 非常に良好
- Return Loss: -17.753 dB → 良好なマッチング
- Marker 2 (28.500MHz):
- VSWR: 1.440 → 若干上昇するが実用範囲内
- Return Loss: -14.886 dB → 許容範囲
- Marker 3 (27.990MHz):
- VSWR: 1.300 → 良好
- Return Loss: -17.683 dB → 良好なマッチング
評価:
・28MHz帯全体でVSWRが低く、リターンロスも十分に低いため、良好なマッチングが得られています。
・特に28.08MHzで最良のマッチングとなっています。
2. インピーダンスの評価
- 28.080MHz (Marker 1):
- インピーダンス: 38.7 - j1.86Ω (ほぼ抵抗性)
- 50Ωに対して少し低めだが、マッチングは良好
- 28.500MHz (Marker 2):
- インピーダンス: 50.6 + j18.4Ω (リアクタンスが増加)
- 50Ωに近いが、少し誘導性 (インダクティブ)
- 27.990MHz (Marker 3):
- インピーダンス: 40.1 - j6.44Ω (わずかに容量性)
- 低めの値だが、調整すれば50Ωに近づけられる
評価: ・中心周波数付近では、50Ωに近く調整されている。 ・高い周波数ではやや誘導性 (インダクティブ)、低い周波数では少し容量性 (キャパシティブ) が見られる。
|
 |
21MHzダイポールアンテナ
28MHzのアンテナを追加しても再調整の必要はなかったです
 |
7MHzダイポール
2月12日に7MHzのSWRが高くなってしまったので修理しました
2月12日の日記にも書きましたが今回は特に長さが変わったなどの再調整は必要なかったです。
 |