JI1FGX/DU9 軽トラック修理(2011/04/09)
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お断り
素人作業のために、各部品や角ブロックの名称、作業手順の写真などに間違いがあると思います |
軽トラックのエンジンが壊れてしまいました
LotLot君が運転してマンゴ農園行く途中エンジンが不調になりそれでも無理をして運転しまいました
帰り道は牽引して帰ってきましたが、エンジンをかけてもすぐに止まってしまう
オイルを見ると灰色に、冷却水は空になっていてオーバーヒートになっていました
この時点で原因ははっきりしませんが、何らかの要因で冷却水がエンジンの内部に入りオイルと混じってしまったようです
そこで初めての経験ですが、自分たちでエンジンを分解してみることに
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いろいろ苦労してエンジンを取り外したところ
この時点での工夫は、ビス・ナットを取り外したところ別に小さな箱に入れるように
失敗は
ミッションオイルを抜かなかったので、オイルがいろいろなところから漏れてしまった事
整理して保存したはずのボルトナットが行方不明になった事
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明日から分解(4月4日時点)
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分解の段階から経験豊富なお向かいのサブラバスさんに手ほどきしていただきながら作業を進めました
ウオーターポンプ、クランクシャフトのプーリーなどを取り外し
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やっとバルブとご対面
中はカーボンで真っ黒になっていました
ピルトンブロックとの間のパッキンがだめになっていましたが、取り外すときに駄目になったのかは不明
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カムシャフトとバルブ
水交じりのオイルで汚れていますが手で回すとちゃんと周り、バルブが上下に動くのを確認
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こちらが、ピストン
ピストンライナーには傷はありませんでした
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バルブを外すためにバルブスプリングプレッシャーで締めているところ
日本から取り寄せたこのツールがこんなに早く役に立つなど思いもしませんでした
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道具のおかげでピストンも全部取り外し完了
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次にカムシャフトの取り外し
各部品は灯油を買ってきて洗浄
なぜかこちらの人たちはガソリンで洗っていました
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せっかく取り外したので内部の掃除と、
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バルブのすり合わせを行いました
しかしこちらで購入できるキュウバンの質が悪く苦労しました
今度のためにエアーツールで短時間で終えることが出来るツールをオーダーしました
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ピストンも洗浄のために取り外し
ダメージはありませんでした
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ピストンを取り外した状態
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ピストンブロックとカムシャフトの間にあるメタルシールがなぜか外れていてひしゃげていました
お向かいのサブらバスさん曰く
「オーバーヒートでカムシャフト部分のアルミと鉄で出来ているシールの熱膨張が違うために外れたか、
これが外れたためにオーバーヒートにつながったか」
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私も油まみれになりながら修理しているので写真がありませんが
5日間で組み立てエンジンの再マウントが終わり4月9日にやっとエンジンの始動ができました
ブッシング関係、クラッチやシフトレバー関係のワイヤーも交換
まあ、自分達で出来たことはお金には変えられない貴重な体験でした
明日、試運転を行う予定です |
2011年04月02日 2011年04月18日 |