JI1FGX/DU9 フィリピンミンダナオ島 アマチュア無線日記 IOTA OC-130
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Arduino IDEをインストールする (2026/10/11)

1. Arduino IDEをインストールする

レピーターコントローラー、SatBox、気温・湿度・気圧モニターなどで使用しているESP32-S3のプログラムは、Arduino IDEで作成・書き込みを行っています。ここでは、Windows 11でArduino IDEをインストールし、ESP32-S3を使えるようにする手順を紹介します。

Arduino IDEは、プログラムの編集、コンパイル(マイコンで実行できる形式への変換)、マイコンへの書き込みを行う開発ソフトです。Arduinoの公式サイトから無料でダウンロードできます。

  1. Arduino公式ダウンロードページを開き、Arduino IDE 2.xのWindows用インストーラーをダウンロードします。Windows 11では、64ビット版のWindows用を選びます。
  2. ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックし、インストーラーの案内に従って進めます。ライセンス条項を確認し、インストール先などを指定してインストールします。
  3. インストールが終わったらArduino IDEを起動します。スタートメニューから起動することもできます。
  4. 初回起動時は必要なファイルの準備に時間がかかることがあります。画面が操作できる状態になるまで待ちます。ESP32のボードパッケージもダウンロードするので、このあとの設定はインターネットに接続した状態で行ってください。

Arduino IDEをインストールしただけでは、ESP32-S3用のプログラムは書き込めません。続いて、Espressif Systemsが提供するESP32のボードパッケージを追加します。Arduino IDEのバージョンと、ESP32のボードパッケージのバージョンは別のものです。

詳しいインストール方法は、Arduino公式のインストールガイドも参照してください。

Arduino IDEの公式ダウンロードページ

2. ESP32のボードマネージャーURLを登録する

Arduino IDEの「ファイル」→「基本設定」を開き、「追加のボードマネージャーのURL」欄に次のURLを入力して「OK」を押します。

https://espressif.github.io/arduino-esp32/package_esp32_index.json

すでに別のURLが登録されている場合は削除せず、右側の一覧編集ボタンからESP32用のURLを追加してください。このURLは、Espressif公式のインストール手順で案内されている安定版用です。

ファイルメニューから基本設定を開く   追加のボードマネージャーURLを登録する

3. ESP32のボードパッケージをインストールする

左側の「ボードマネージャー」を開き、検索欄にesp32と入力します。一覧からesp32 by Espressif Systemsを選び、「インストール」を押します。

この手順では、ボードパッケージのバージョンを3.3.12を選んでください。プログラムの配布ページに別のバージョン指定がある場合は、そちらに合わせてください。

ダウンロードとインストールが完了するまで待ちます。
インストール後にボードの一覧が更新されない場合は、Arduino IDEを再起動してください。

Espressif SystemsのESP32ボードパッケージをインストールする

4. ESP32-S3のボードを選択する

「ツール」→「ボード」→「esp32」→ESP32S3 Dev Moduleを選択します。ESP32、ESP32-S2、ESP32-S3は別の機種なので、使用するESP32-S3に合ったボードを指定してください。

ESP32S3 Dev Moduleを選択する

5. USB接続とCOMポートを確認する

ESP32-S3を、データ通信に対応したUSBケーブルでパソコンに接続します。「ツール」→「ポート」で、接続したESP32-S3のCOMポートを選択してください。

どのCOMポートか分からない場合は、USBケーブルを抜いたときに消え、接続したときに現れるポートを確認します。充電専用のUSBケーブルでは通信できません。ポートが表示されない場合は、ケーブルとUSB端子を確認してください。USB・シリアル変換チップを搭載したボードでは、そのチップに対応するドライバーが必要になる場合があります。

ESP32-S3が接続されているCOMポートを選択する

6. SatBoxのPartition Schemeを設定する

SatBoxはプログラムサイズが大きいため、「ツール」→「Partition Scheme」でHuge APP (3MB No OTA/1MB SPIFFS)を選択します。この設定は、プログラムを保存する領域を大きくするものです。

レピーターコントローラーと気温・湿度・気圧モニターは、各プログラムの配布ページに別の指定がなければ、Partition Schemeはデフォルトのままで構いません。Flash SizeやPSRAMなどの設定は、使用するボードとプログラムの説明に合わせてください。

SatBox用のPartition Schemeを選択する

7. プログラムを開いて書き込む

配布されたプログラムがZIPファイルの場合は、先に展開します。プロジェクトのフォルダー内にある.inoファイルをArduino IDEで開きます。複数の.cppや.hファイルが含まれる場合は、同じフォルダーに入れたまま使用してください。

プログラムに必要なライブラリーは、配布ページの説明に従ってインストールします。ESP32のボードパッケージを追加しても、個別のライブラリーがすべてそろうわけではありません。

左上のチェックマーク「検証」でコンパイルし、エラーがないことを確認してから、右向き矢印「書き込み」を押します。ボードとCOMポートの選択も、書き込み前にもう一度確認してください。

シリアルモニターで起動メッセージを確認する場合は、通信速度をプログラムで指定されている値に合わせます。詳しい操作は、Arduino公式の書き込み手順を参照してください。

2026年10月09日  2026年10月11日