| SatBox Cloudをリリース (2026/10/08) |
アマチュア衛星の通過予測とAOS通知を、スマートフォンやパソコンのブラウザーで利用できる「SatBox Cloud」を開発しました。
SatBox Cloud はこちらからアクセス
SatBoxの機能のうち、衛星の通過予測とAOS通知に特化したWeb版です。無線機のドプラー制御やローテーター制御は含みません。専用Androidアプリのインストールは不要です。iPhoneでは、Safariからホーム画面に追加して利用します。
主な機能は次のとおりです。
- ユーザーごとの観測地点(QTH)で衛星の通過を予測
- コールサイン、緯度・経度、高度、タイムゾーン、グリッドロケーターを設定
- NASA.ALLに収録された衛星から観測対象を選択
- 通過中と今後24時間または48時間のPassを表示
- AOS/LOS時刻、最大仰角、AOS方位角、カウントダウンを確認
- 通過中の衛星名とカウントダウンを赤文字で表示し、LOSまでの残り時間を確認
- 衛星地図で通過中の対象衛星の位置・可視範囲・方位・仰角を確認
- 通知する衛星、通過時の最大仰角の下限、AOS何分前に通知するか、通知時間帯を設定
- 同じユーザーで複数のスマートフォンやパソコンを通知先に登録
- Web Push通知の送信回数と送信間隔を設定
- 通知をタップして、その衛星のPass詳細を表示
- 通知予定一覧で、これから送信される通知を確認
- Pass一覧を表示している間は、AOS前とAOS時の音声アナウンスにも対応
- 日本語と英語の表示を切り替え
例えば、RS-44のAOS時刻と最大仰角を、設定したAOS前の時刻にスマートフォンへ通知します。衛星の通過を待ちながら、ほかの作業をしているときにも役立ちます。現在は試験運用中です。
AOSは衛星が観測範囲に入り通過が始まる時刻、LOSは観測範囲から出て通過が終わる時刻です。Passはこの1回の通過を指します。TLEは通過予測に使用する衛星の軌道データです。
初めて利用する場合は、ユーザー登録 → 衛星選択 → AOS通知設定 → 通知端末登録 → テスト通知の順に設定してください。
※Web Push通知と、ページ内の音声アナウンスは別の機能です。Web Pushの受信には端末・ブラウザーの通知許可と通信環境が必要です。音声アナウンスはページを開いている間の機能で、画面ロックやバックグラウンドでは動作しない場合があります。通知音・受信時刻・繰り返しの回数や間隔は、端末の設定や配信状況によって変わります。
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1枚目:衛星のPass予測
観測地点から見た衛星の通過予定を、地図と一覧で確認できます。使い始める際の登録・設定手順を、以下の画面で説明します。
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2枚目:ログイン画面
SatBox Cloudにアクセスします。ログイン済みの場合はPass一覧が表示されます。
「日本語」または「English」で表示言語を選びます。登録済みの方はログインIDとパスワードを入力して「ログイン」を押してください。初めての方は「初めての方はこちらから登録」からユーザー登録に進みます。
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3枚目:ユーザー登録
ログインID、パスワード、確認用パスワード、コールサインを入力します。パスワードは8~128文字です。
ログインIDは登録後に変更できません。IDの削除、パスワードを忘れた時はメールにて削除依頼を申請してください。
観測地点の緯度・経度・高度(m)、タイムゾーンを入力します。北緯・東経は正の値、南緯・西経は負の値です。タイムゾーンは日本なら「Asia/Tokyo」、フィリピンなら「Asia/Manila」を指定します。
グリッドロケーターは空欄にすると、緯度・経度から6文字で自動計算されます。手入力する場合は観測地点と一致する4・6・8文字を指定してください。
予測範囲を今後24時間または48時間から選び、「登録してPassを表示」を押します。観測地点と予測範囲は、登録後も「QTH設定」で変更できます。
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4枚目:メイン画面
通過中の衛星と今後のPassをAOS順に表示します。一覧では、AOSまでのカウントダウン、AOS/LOS時刻、最大仰角、AOS方位角、通知状態を確認できます。通過中は衛星名とカウントダウンが赤文字になり、LOSまでの残り時間を表示します。
「LOCAL」「GMT」で、AOS/LOS時刻の表示を観測地点のローカル時刻とGMT(UTC)に切り替えられます。通知時間帯の設定は、この切り替えに関係なくQTH設定のタイムゾーンで判定します。
衛星名の前のチェックボックスで、その衛星の通知をON/OFFにできます。同じ衛星のチェックは、ほかのPassにも連動します。個々のPassだけを選ぶ設定ではありません。
通知条件に合わないPassも一覧に残り、通知状態に「仰角不足」「時間帯外」と表示されます。「予定(未送信)」は通知の送信予定があることを示し、受信完了を意味するものではありません。
地図では、対象衛星が通過中になると位置と可視範囲を表示します。AOS待ちの間はAOS方位を確認できます。一覧は60秒ごとに更新されます。古いTLEでは実際の通過時刻とずれる場合があるため、TLE更新日時も確認してください。
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5枚目:衛星選択
NASA.ALLに収録された衛星から、Passを計算する衛星を選びます。「利用可能な衛星」で衛星を選択し、「>」で「選択した衛星」へ追加します。「<」で選択から外せます。「>>」「<<」は全衛星の追加・削除です。
選択後は「保存」を押してください。選択数が多いほど初回の計算に時間がかかります。ここでは表示対象を選び、通知する衛星は「通知設定」で別に指定します。
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6枚目:AOS通知設定
「衛星選択」で選んだ衛星の中から、通知する衛星にチェックを入れます。
- 最低最大仰角:そのPassで到達する最大仰角の下限です。例えば10度なら、最大仰角が10度以上のPassが通知対象になります。衛星が10度に達した瞬間に通知する設定ではありません。
- AOS何分前に通知するか:0~180分で指定します。0分ならAOS時刻に送信予定を設定します。
- 通知開始・終了時刻:QTH設定のタイムゾーンで判定します。判定対象はAOS時刻ではなく、AOS前に送信する通知の予定時刻です。終了時刻には24:00を指定でき、22:00~06:00のように日をまたぐ設定にも対応します。開始と終了を同じにすると24時間許可します。
- 送信回数・待ち時間:各端末への送信回数を1~5回、次の送信までの待ち時間を1~15秒で指定します。待ち時間は通知音の長さ以上にしてください。端末側の抑制などにより、指定回数すべての音が鳴るとは限りません。
設定後は「保存して通知予定を確認」を押し、通知予定一覧を確認してください。
端末登録後は「設定を保存してテスト通知を送る」で、登録済みの自分の端末すべてにテスト通知を送れます。テストは通知時間帯・仰角条件に関係なく、1分に1回実行できます。このボタンで保存されるのは送信回数と待ち時間です。衛星・仰角・通知時間帯の変更は、先に上の保存ボタンで保存してください。
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7枚目:通知端末登録
通知を受け取りたいスマートフォンやパソコンでSatBox Cloudにログインし、「通知端末登録」を開きます。別の端末を代理で登録することはできません。
「スマートフォン」やコールサインなど分かりやすい端末名を入力し、「この端末の通知を登録」を押します。通知の確認が表示されたら「許可」を選び、登録済みの端末一覧に追加されたことを確認してください。
複数の端末で受信する場合は、同じアカウントで各端末から登録します。受信を止めたい端末は「この端末の通知を解除」または一覧の「この登録を解除」で解除できます。
登録後は「通知設定」からテスト通知を送り、表示と通知音を確認してください。通知が拒否されている場合は、次のAndroidの手順で許可に変更します。端末本体の通知設定もONになっている必要があります。
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8枚目:Androidの通知許可設定(Chrome)
「通知が拒否されています」と表示された場合は、Chromeのアドレスバー左側にあるページ情報・設定アイコンをタップします。以下はAndroidのChromeでの例です。機種やバージョンによって表示名や画面構成が異なります。
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9枚目:サイトの通知設定を開く
「通知をブロック」と表示されている項目をタップします。「権限」が表示される場合は、「権限」から「通知」を開いてください。
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10枚目:通知の権限を変更する
「許可されていません」と表示されている通知の項目をタップして、通知の許可設定を開きます。
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11枚目:通知を許可して端末登録をやり直す
「通知の許可」をONにします。Chrome自体の通知が端末の設定でOFFになっている場合は、そちらもONにしてください。
SatBox Cloudの「通知端末登録」に戻り、必要に応じてページを再読み込みしてから「この端末の通知を登録」を押します。その後、テスト通知で受信を確認してください。
通知音が鳴らない場合は、通知音量、サイレントモード、おやすみモードなども確認してください。
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iPhoneで通知を受け取る場合
- SafariでSatBox Cloudを開き、共有メニューから「ホーム画面に追加」を選びます。「Webアプリとして開く」が表示される場合はONにして追加します。
- ホーム画面に追加したアイコンから開き、ログインします。
- 「通知端末登録」で端末名を入力し、「この端末の通知を登録」を押して通知を許可します。
- 必要に応じてiPhoneの「設定」→「通知」→追加したWebアプリ名で「通知を許可」をONにし、通知の表示方法やサウンドを確認します。
- 「通知設定」からテスト通知を送って確認します。
iPhoneのWeb Push通知はiOS 16.4以降のホーム画面Webアプリに対応しています。Safariの通常のタブで開くだけではなく、ホーム画面のアイコンから利用してください。
通知設定の参考:Google:Android版Chromeの通知設定 / Apple:ホーム画面へのWebアプリ追加 / Apple:iPhoneの通知設定
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| 2026年10月06日 2026年10月09日 |