JI1FGX/DU9 ミンダナオ日記 144MHzレピーター製作検討(2009/11/09) |
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今日は60Kmほど離れたイリガン(Iligan)のDU8UTP・フランコさんの家に行ってきました これはラナオ(Lanao)というミンダナオ島北部ではもっともゲリラの活動が活発な地域 でもずっとこのような景色が続いているので、いったい何を対象にゲリラ活動をしているのかいまいち理解できません ときどき、道路や橋、隣のイリガンにある商業施設等を破壊することがあるとは聞いています 走行ルート もしフェリーを使わないと左側に大回りをすることになる |
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イリガン湾沿いに走ると200Kmほど遠回りすることになるので、オサミスの港から小さなフェリーに乗って約20分の船旅 |
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ところでこの船見たことが無いですか? 船室のいたるところに日本語の案内が書いてあるのです。「禁煙」「便所」「非常口」など おそらく日本で引退した船を持ってきたのだと思うのですが、 大きさといい双方向のゲートが付いたフェリーになっているなど、琵琶湖など大きな湖や内海で使われていたのではないかとかってに想像しています |
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これがフランコさんのシャック 最近買ったFT-1000MPMARKV(100W)がシャックの正面に座っています かれも相当物好きというかアマチュア無線に夢中になっています 以前ドイツのDH1NGPの家を訪問したときと今回のフランコさんといい、同じ趣味を持つものとして共通の話題で盛り上がり 悩みも共通であり楽しい時間はあっと言う間に過ぎました |
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さてこれが今日の本題の144MHzレピーター機材 ずいぶん昔に実際稼動していたそうですが、コントローラーが壊れてから放置してあったそうです コントローラーは地元のハムショップで作ったそうですが、見たら全部ICの型番が削り取られていました 機能と部品配置からしてタイマーICNE555、LM386などが並んでいると思われます 無線機はKENWOOD TR-7950をそのまま利用しているそうです この無線機もかなりやつれているので本当に動くか怪しいものです |
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でもこれがDU8UTPフランコさんお手製のデュープレクサ 彼の熱意が本物であると感じました でも1本がどこかへお嫁に行ったとか 送受信機を離れた場所において別の周波数でリンクするという手法のほうが簡単そうです |
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銅のパイプで作ったコンデンサーだそうです 上に調整用のネジが出ていました |
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これが専門家に描いてもらった設計図だそうです 損失など詳細について尋ねたのですが、「資料を探しておく」で終わってしまいました |