ARRL（アメリカ無線中継連盟）は、サイバー攻撃の影響によりDXCC（DXセンチュリークラブ）賞システムに関するサービスの中断を発表しました。この問題により、DXCC申請の処理に遅延が生じており、現在マスターDXCC処理システムがオフライン状態です。

2024年8月20日時点の更新内容は以下の通りです：

1. DXCCシステムの復旧: サイバー攻撃によるファイルへの影響により、DXCCシステムの復旧予定が延長され、現在のところ復旧時期は未定です。
2. DXCC処理への影響: 2024年7月1日からログブックシステム（Logbook）は稼働しており、オンラインでの賞の申請が可能ですが、マスターDXCC処理システムが復旧するまでは最終処理が行えません。
3. 他の賞の処理状況: Worked All States (WAS) や VUCC (VHF/UHF Century Club) の申請は処理されており、証明書や承認ステッカーは印刷および郵送されています。これらの賞は、マスターDXCC処理システムを使用しないため、影響を受けていません。
4. オンラインDXCCシステム: オンラインDXCC申請システムもマスターDXCC処理システムと連動しているため、現在利用できません。
5. 今後の更新情報: ARRLのウェブサイトで最新の情報が提供される予定で、賞の申請者は随時確認することが推奨されています。

このサービス中断は主にDXCC賞に影響を及ぼしますが、WASやVUCCなど他の賞の申請には影響していません。最新情報や問い合わせは、ARRLの公式ウェブサイトで確認できます。