JI1FGX/DU9 フィリピンミンダナオ島 アマチュア無線日記 IOTA OC-130
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昨日までのアクセス
はじめに リリー日記
ミンダナオでの生活日記

10/12/31 テレビアンテナの製作
10/12/24 可愛いオペレーター
10/12/23 ビジネス・放送局から相談を受ける
10/12/17 ビジネス・アンテナ工事
10/12/15 街で見かけるアンテナ
10/12/10 14MHzアンテナ修理完了
10/12/07 14MHzアンテナ破壊
10/12/04 Fare8クラブのクリスマスパーティー
10/12/04 Gigi・クラスCの再受験
10/11/27 マニラへ・PARAの総会
10/11/16 子豚が生まれました
10/11/06 ハムショップの状況
10/11/02 インターネットが繋がらない
10/10/27 STANDARD C150修理
10/10/22 ハムショップのページ
10/10/22 停電
10/09/30 秋のコンデション
10/09/17 DU8UTPフランコさん
10/09/12 PSK31に挑戦
10/09/07 豚小屋の拡張工事
10/08/12 21MHzのアンテナ修理
10/08/07 21MHzのアンテナが壊れた
10/08/06 裏庭とアンテナ
10/08/03 夕焼け
10/07/31 ラジオのコマーシャル
10/07/03 シャックご紹介
10/06/21 レピーターコントローラー
10/06/07 レピーターコントローラーCWルーチン
10/05/20 快晴・アンテナ群
10/05/18 アンテナ群
10/05/13 50MHzもオープン
10/05/09 選挙・え!いいの?
10/05/06 マネージャー経由のカードの書き方
10/05/04 シャック
10/04/20 VHFレピーターを受注
10/04/12 フィリピン軍御一行様
10/04/11 ビジネス
10/04/05 21MHzと50MHzのアンテナ
10/04/04 50MHz設置失敗
10/04/04 無ければ作る・50MHzバラン
10/04/02 無ければ作る・クロスマウント
10/04/01 50MHz5EL再製作
10/03/23 16mの竹4本
10/03/22 21MHz3エレメント八木の製作
10/03/15 発電機を購入
10/03/05 ワイヤーアンテナ
10/02/03 また壊れました
10/01/20 方向が違うんだけど
10/01/19 日本向け18MHz八木破損
10/01/04 7/8 2段 144MHz帯GP
JI1FGX/DU9 放送局から相談を受ける(2010/12/23)
オサミスの街中に有るFMとAMの放送局からシステムのアップグレードの相談を受けました
1つはFM送信機を300Wから5KWに交換したいというものでした
ビルの上に立っているタワーがFM放送用のアンテナ
これが300WのRF POWERアンプ イタリアのRVR Elettronicaという会社のものでした
こちらがFM EXCITER
これもまた謎の送信アンテナ
20年以上使っているようなのでこれも、5KWを入れる前にメンテナンスか交換が必要?
パワーアンプからRG8で引き出して壁の外で同軸間に接続
半田付けが怪しげ・・・
ここも5KWに耐えるものなのか私にはちょっと判りません
2つ目の依頼はAM放送のシステム改造
スタジオと送信所は1Km離れたところにあり専用線(電話線)で結ばれています。
ところが、度々切断されたり、電線を盗まれるものだから無線でリンクをさせたいということでした

ここで初めてSTLという言葉を聴きましたが、Studio to Transmitter Linkというものでした

写真はスタジオ。アメリカ人とフィリピン人のハーフのとても可愛い女の子がDJをやっていました。Hi
さて、どうやって1Km先とリンクさせているのかと思ったら普通のオーディオアンプがおいてありました
右の無線機は送信所との連絡用のICOMのアマチュア無線機でした
絶句というかアンプのスピーカー出力がそのまま電話線につながれているのです
ここからは携帯電話のカメラなので画質が悪いですが、送信所にもアンプがおいてありました
減衰した信号をまたオーディオアンプで増幅させて送信機へと入れていました
これが真空管式のAM送信機
これがインターネットで探したSTL装置。(Studio to Transmitter Link)
偶然にもRVR Elettronica社の物でした。まだ値段がいくらするのかわかりませんが、それなりの値段がすることでしょう。

http://www.rvr.it/en/d/PTRL-LCD_RXRL-LCD_0310.pdf

その後、Skypeを使ってGigiにイタリアのRVR Elettronica社に電話をさせて「Can you speek english?」「Yes」で始まって直接電話で値段を聞こうとしたのですが、なんとイタリアも「クリスマス休暇で年内はもうお休みだからメールを送っておいてください」「既にメールを送ってありますから返事を待っています」で終わってしまいました。



PTRL LCD | RXRL LCD | PTRL-LCD/S | RXRL-LCD/05-RXRLLCD Radio Links

PRIMARY APPLICATION:

PTRL-LCD and RXRL-LCD are a broadband radio transmitter and receiver manufactured by R.V.R. Elettronica designed to carry audio signals to support sound FM radio broadcasting. This type of device is also known as STL (Studio-to-Transmitter Link).

RADIO LINKS TOPICS:

R.V.R. radio links are reputed for their optimal price/performance ratio at a world-wide level.

AUDIO PERFORMANCE:

key audio features are low distortion and intermodulation values and a high noise/signal ratio.


そこで考えたのが無線機を2台用意してスタジオ側をONAIRさせたままにして、送信所側の無線機は受信専用にさせる
テストしたところハンディー機の500mWでも十分受信できるので、業務用無線機をLowパワーにして24時間送信できないか?

調べたところYAESUとICOMの業務用レピーター用トランシーバーはパワーを半分に落とすことで100% Dutyを保障している事がわかりました

放送局のエンジニアが音質のクオリティーを気にしていましたが、現行のシステムよりは絶対良くなると言っておきました。

はたしてどのシステムを採用してもらえるのか?

けっきょく見積もりを出しただけで「予算が無いからそのうちね」といわれそうですが・・・

2010年12月17日  2010年12月24日